台湾海峡両岸サービス貿易協定をめぐる騒動によって帰宅できなくなっている警察官たちの家族が、デモ行進をして混乱の終結を呼びかける。同協定に抗議する学生たちが今月18日から立法院を占拠、さらには行政院も占拠しようとしたことで、現在政府機関では大勢の警察官が動員されて警備にあたっており、警官の一部は家に帰れない状態が続いている。
このため一部の警察官の家族は、29日の午後に、台北市内の中正記念堂から、学生グループが占拠する立法院までの間で街頭デモを行い、抗争を一刻も早く収束させるよう呼びかけることにした。発起人の楊さんは、混乱がすでに10日以上となり、警察官たちは休めなくなっているにもかかわらず、一部から非難されていることに強い不満を表明、デモ行進で学生たちに対して互いに思いやることを訴え、抗争の早期終息を呼びかけると話した。
また、与党・国民党全国青年工作総会も28日の青年節に、カーネーションを、「家」という字の形に並べ、抗議グループの学生たちの帰宅を促す。青年工作総会の曽文培・会長は、社会には別の意見もあることを伝えたいとしている。この活動は立法院の近くにある、台北商業技術学院の前で1000人の青年たちが参加して行うということ。