製造業営業気候観測指数が三ヶ月連続で悪化している。台湾経済研究院は25日、10月の景気動向調査の結果を発表した。10月の製造業営業気候観測指数は4.13ポイント低下し、95.75ポイントだった。サービス業も1.37ポイント低い95.02ポイントで、3ヶ月連続で低下。建設業は3.71ポイント低い92.00ポイントとなり、2ヶ月連続の低下だった。国内企業の景気見通しが依然として慎重であることが示された。
台湾経済研究院はこの原因について、アメリカの景気が安定して回復している以外は、各地の景気が相対的に弱いことを指摘。同研究院によると、ユーロ圏や中国大陸の景気拡大が減速している他、日本や韓国は内需が振るわず、アセアン諸国の経済成長の勢いも弱まっていることで、景気の不確定性が深まっているということ。
特に建設業が二ヶ月連続で悪化したことが注目され、不動産市場のクールダウンと、政府が不動産価格の高騰を防ごうとする措置により、台湾経済研究院では11月は90ポイントに迫るか、割り込むことも考えられるとしている。