カーネギー国際平和財団は21日、米ワシントンでシンポジウムを開き、日米の同盟関係の新たな方針を分析。同シンポジウムでは日米に中国大陸を加えた三者の微妙な関係や東シナ海の問題も議題となった。
東シナ海と釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)について、米国国防大学国家戦略研究所のJames Przystup上級研究員と中国大陸の北京大学で客員教授を務める加藤洋一氏は報道陣の質問に対し、馬英九・総統の提示する東シナ海平和イニシアチブは優れた概念だと評価した。しかし、二人は、国際政治の現実的な面から、同イニシアチブの実践は容易ではないと指摘したという。加藤氏は、台湾の国際的な地位の問題で、同イニシアチブはしかるべき注目を集めていないが、将来各界の参考になるのではと述べた。