経済部統計処は20日、10月の輸出受注を発表。10月の輸出受注は449億1000万米ドルで、前年同月比で13.4%のプラスになった。月ベースで9ヶ月連続で前年比プラスになるとともに、成長率は2ヶ月連続での二桁台、そして過去46ヶ月で最高となった。
産業別では、情報通信産業、電子産業、機械産業の受注は過去最高となり、成長率はいずれも二桁台となったほか、精密機器産業も17カ国続いたマイナス成長が終わり、プラスに転じた。
経済部では、アップル社のiPhone 6の販売が、台湾の関連サプライチェーンの好調さを牽引しているとして、今後も輸出受注は好調さを維持するとみている。
統計処の林麗貞・処長は、2013年の第四四半期、各メーカーが新商品を販売した際の趨勢、また今年の販売状況から見て、今後2ヶ月の輸出受注は、11月は10月よりも良く、12月は11月よりも良くなるとして、二桁成長のみならず、年間では4800万米ドルを上回って過去最高になると話している。
なお、韓国と中国大陸の自由貿易協定(FTA)の台湾産業に対する影響について、統計処は、情報通信産業については情報技術協定(ITA)があるため影響は少ないとしたものの、パネルについては関税の問題があるほか、中国大陸が中国大陸内のパネル産業強化を測っており、来年から生産能力が高まるとされていることから、FTAと中国大陸サプライチェーンとの競争という二重のプレッシャーに直面すると憂慮した。また、その他の伝統産業の商品も影響を受けると指摘した。