今年、台湾と日本の人的往来は延べ400万人を突破する見通し。日本における中華民国大使に相当する沈斯淳・日本駐在代表は17日、立法院外交及び国防委員会で、日本との外交関係の発展と未来への展望について報告を行った。
交通部観光局の統計によると、昨年、台湾と日本の間の人的往来は延べ376万人で、前年比26%増。これについて沈・駐日代表は、今年は目標である延べ400万人を突破できるとの見方を示した。沈・駐日代表は、「今年1月から9月までで延べ343万人となっており、年間では400万人を突破できるだろう」と述べている。
今年9月から10月にかけて、台湾では食品の安全に関する不安が広がった。日本からの旅行者数への影響について、沈・代表は、直近の数値から見ても日本からの旅行者は依然として成長傾向にあると指摘しながらも、駐日代表処(大使館に相当)では食の安全問題に関する広報活動に力を入れて年間延べ400万人を達成する考えを強調した。
交通部観光局の劉喜臨・副局長は、今年9月と10月の日本からの旅行者は前年比で17%前後増えていると説明する一方、香港からの旅行者への影響が比較的大きいことを認めた。
また、台湾と日本の文化交流促進に向けて、沈・代表は、2010年に設置した台北文化センターは来年1月に実体のある拠点とし、各種の台湾文化の紹介に取り組んでいくと説明、文化部も台湾の優秀な団体を日本に送り込み、台湾の文化的ソフトパワーを十分伝えていくと述べた。