国立故宮博物院の収蔵品で、特に人気の高いもののひとつ、「肉形石」が今年9月から10月にかけて日本の九州国立博物館に貸し出されている間、台北市にある故宮博物院では珍しい「翠玉白菜」を展示する。
国立故宮博物院の収蔵品の日本における初の展示会「神品至宝展」が、今年6月から日本の東京国立博物館で、10月からは九州国立博物館で開かれる。故宮博物院では25日午後、これに関する記者会見を開き、日本で展示する231点の収蔵品を発表した。
九州では「肉形石」が期間限定で展示される。故宮博物院ではその間、「肉形石」のあった展示ケースに何を展示するかが注目されていた。故宮博物院によると、今ではこの博物院のシンボルとなっている「翠玉白菜」以外に、この博物院には「翠玉白菜」と名づけられた収蔵品、「翠玉小白菜」と「翠玉白菜花挿」の二つがある。そして、博物院側では、「肉形石」が貸し出されている約3週間、この二つの「翠玉白菜」に、白菜をテーマとして玉で作られた「園書図玉筆筒」を加えた三つの収蔵品を展示し、「肉形石」不在の展示室を、「翡翠の白菜畑」にするとしている。
また、有名な「翠玉白菜」が、6月はじめ、東京国立博物館に貸し出されている間は、清の時代に珊瑚で作られた盆栽、乾隆帝の杯と燭台、17世紀に西洋で作られた木彫りの杯セットが代わりに展示されるという。