アメリカ大リーグ、ミルウォーキー・ブリュワーズに所属する、台湾出身で21歳の左腕、王維中・投手の開幕25人枠入りが確定的に。ブリュワーズの公式ウェブサイトは台湾時間の26日、開幕ロースターと呼ばれる、開幕時の25人枠の選手がほぼ決定したとして、王・投手、ロングリリーフとして7人の中継ぎ投手のうちの一人に選ばれた事を伝えた。
王維中・投手は試合出場を果たせば、台湾出身の選手として11人目、そして、史上最年少の大リーグ出場選手となる。王・投手は、1992年、台湾南部高雄市生まれ、原住民族の一つ、アミ族の出身。兄はナショナルチームの投手で、シカゴ・カブスのマイナーリーグに所属する王躍霖・投手。
王・投手は大学在学中の2011年にピッツバーグ・パイレーツと契約。その後、肘の手術、そしてリハビリを経て、昨年、マイナーリーグの最下位にあたるルーキーリーグで初めてのシーズンを迎え、12試合に登板、1勝3敗、防御率3.23だった。昨年12月、有望な選手がマイナーリーグで「飼い殺し」状態になることを防ぐため、他チームの所属選手を指名、獲得できる制度、「ルールファイブドラフト」により、ブリュワーズから指名されて移籍。
ブリュワーズの大リーグ春季キャンプに参加した王投手は、ここまでオープン戦8試合に登板。最初の6試合で、8回と3分の1イニングを無失点に抑え、首脳陣から評価された。ここ2試合はいずれも失点を喫したものの、ここまで12イニングで四死球無しと、高い制球力を誇っている。