国防部の厳明・部長が5日、南シナ海南部に浮かぶ南沙諸島の最大の島、太平島を視察した。今回の視察の目的は、太平島に対する中華民国の主権を強調することのほか、現地に駐屯している軍隊の防衛力と戦備が足りるかどうか、太平島の埠頭建設の進捗状況を確認することにもある。厳明・国防部長の太平島での視察は、国防部長就任後初めて。
南シナ海で緊張が高まり、中共が南沙諸島で埋立地を作り、施設を拡大したため、与党・中国国民党の立法委員は先ごろ、太平島における軍事防衛力の強化に関する決議案を6項目も提出した。これらの決議案はいずれも立法院の外交、および国防委員会で採択された。これらの立法委員は、政府に対して太平島での防衛の再検討と強化を呼びかけた。