馬英九・総統が、中華民国台湾がアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)に参加する決意を強調した。馬・総統は、5日に開催された経済サミットの開会式であいさつした際、台湾の主な競争相手の韓国は、今月、中国大陸、およびオーストラリアと、自由貿易協定(FTA)を締結する見通しだ。韓国の輸出製品の30%以上がその恩恵を受けることになるが、関税の減免措置の適用対象となった台湾の輸出製品は、輸出全体の9.06%しか占めていないため、台湾は更なる努力が必要だと指摘した。
馬・総統はまた、台湾による、TPP・環太平洋戦略的経済連携、およびRCEP・東アジア地域包括的経済連携への参加の重要性を強調、この二つの地域経済統合への輸出額は、台湾の輸出額全体の70%を占めているからだと説明した。
中国大陸が、2014年アジア太平洋経済協力会議の開催期間中に、FTAAP・アジア太平洋自由貿易圏の構想を推進することについて、馬・総統は台湾も参加したいとしている。
馬・総統はさらに、対外的に地域経済統合への参加を積極的に取り組んでいるほか、台湾内部でも自由化政策を積極的に実施していると述べ、具体的な取り組みとして、法規制の緩和、従来型産業のイノベーション、自由経済モデルエリアの設置などの開放策をあげ、これらの開放策を通じて、企業の利益率を高め、地域経済統合への参加のための準備を整えるよう努力するとしている。