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横浜で台湾の移動舞台車に注目が

  • 30 October, 2014
  • Editor

日本における大型の現代美術展、横浜トリエンナーレで、台湾の移動舞台車が注目を集めた。3年に一度の横浜トリエンナーレは8月に始まり、11月3日に閉幕する。今年は横浜美術館と新港埠頭の展示施設である新港ピアで行われ、19ヶ国65人の芸術家による400点あまりの作品が展示された。

今年のテーマは、「華氏451の芸術、世界の中心には忘却の海がある」。芸術監督を務めた森村泰昌さんは、今回の展示会を2つのプロローグと、11のチャプターに分け、最後のチャプターを「忘却の海へと漂う」と名づけた。そして、第二会場の新港ピアで最後のチャプターを表現する作品が、台湾の、荷台をステージに改造した、移動舞台車だった。

この作品は、日本の現代美術家、やなぎみわさんがこうした移動舞台車を専門に撮影してきた台湾の写真家、沈昭良さんの斡旋で台湾の業者に作らせたもので、それに台湾と日本の芸術大学の学生たちの絵画やLEDによるイルミネーションを施した。ステージが開く様子はアメリカのSF映画、『トランスフォーマー』のロボットのようだという。やなぎさんは、この車を新作の演劇のステージに使用する考え。新作は、日本の中上健次さんの『日輪の翼』で、やなぎさんは、このトレーラーはまるで神輿のようであり、黒潮に乗って台湾から日本にやって来て、また台湾に戻っていく姿は忘却の海に旅立つ物語を象徴していると話している。

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