国立中央大学の鹿林天文台(玉山国家公園内、嘉義県と南投県の県境)が2006年に発見した小惑星が「タイペイ」と命名された。鹿林天文台の林宏欽・所長と中国大陸・広東省の中山大学の学生、葉泉志さんは2006年、鹿林天文台の望遠鏡を用いて小惑星を発見。この小惑星は今年9月9日に、国際天文学連合による正式な審査で認められた。
中央大学では、台北市政府が長年にわたって、天文教育の普及に努力していることに敬意を表してこの小惑星を「タイペイ」と名づけた。中央大学の周景揚・学長は24日、台北市政府を訪れてこの小惑星の模型を台北市に寄贈。
台北市を代表してこれを受け取った丁庭宇・副市長は、「惑星の発見は大変難しい中、中央大学が『タイペイ』と名づけてくれたことを大変光栄に感じる。台北市の天文台は主に科学教育館として活動しているが、今後はこの小惑星の観測をひとつの重点にしていきたい」と話した。
鹿林天文台の林・所長によると、この小惑星は他の惑星ほど明るくなく、通常は約20数等星に相当、次回地球に最も近づくのは来年3月になるという。