馬英九・総統が、「92年コンセンサス(92年合意)」は台湾の大多数の人の共通認識だと述べた。
馬・総統は23日午前、アメリカのシンクタンク、「全米外交政策委員会(NCAFP)」訪問団一行の表敬訪問を受けた。席上、馬・総統は、両岸関係の発展について「両岸関係を発展させるためには、双方が同時に『92年コンセンサス』に立ち返らなければならない。この6年間あまり、私の主張が正しく、試練にも耐えうることが証明された。『92年コンセンサス』、『一つの中国、それぞれの立場表明』という主張は、われわれが政策を推し進める際の根拠であり、台湾の多数の人たちの共通認識にもなっている。」と強調した。
馬・総統はまた、「総統就任後、両岸関係の改善に尽し、『92年コンセンサス』の基礎のもと、中華民国台湾と中国大陸は、21項目の協定を締結し、両岸サービス貿易協定、両岸物品貿易協定、投資保障協定、紛争解決メカニズムなどを推し進めてきた。さらに今年は、2月と6月に、両岸事務を主管する高官の相互訪問が実現した。これは歴史的に極めて大きな意義をもつ。」と述べた。
馬・総統は、台湾とアメリカの政府高官の相互信頼関係回復への取り組みにも言及し、アメリカ環境保護庁長官ジーナ・マッカーシー(Gina McCarthy)氏は、過去14年来、台湾を訪れたアメリカの政府高官の中で最も位の高い閣僚だと紹介。台湾・アメリカ貿易及び投資枠組み協定(TIFA)の対話が再開されただけでなく、具体的な成果もあげている、と喜んだ。現段階の目標は、アメリカとの二者間投資協定(BIA)の締結に向けての交渉だという。
なお、西アフリカで感染を拡大している、エボラ出血熱について、馬・総統は、政府は、国際標準に則した、個人用の防護装備を10万セット寄付したほか、その被害を受けた国々が難関を乗り越えられるよう協力するため、100万米ドルを寄付したと明らかにした。