ベトナムから輸入された飼料用油脂の流通経路について、財政部が2日以内にはっきりさせるとしている。飼料用の油脂がベトナムから輸入され、台湾で食料用の油脂製品に使われていた問題が波紋を広げている。
台湾の油脂製品大手、頂新製油に対する捜査で、ベトナムの大幸福油脂公司が2011年から今年7月までに5万トン近い食用油と飼料用油を台湾に輸出していたことが判明。これらの油は頂新製油のみが購入したのか、あるいは他のメーカーも購入していたのかが関心を集めている。
財政部の張盛和・部長は20日、立法院財政委員会での答弁で、税関に相当する、財政部関務署はすでにこれら油脂製品の川上から川下への流通経路を掌握しており、企業と数量など関連のデータを衛生福利部に提供して確認と検査を進めているところだと説明。その上で、飼料用の油が食用油のメーカーに売られたかどうか、もしくは飼料用油脂メーカーに売られながら、食用油に混入されて販売されたことがあるかどうかについては、ここ2日間のうちに明らかになると述べた。
張・財政部長によると、頂新製油と同じグループの正義公司のラードの市場シェアは約95%で、検察当局がすでに調査に入っている。また、前董事長の魏応充氏は勾留されて取調べを受けている。残りの5%のうち4%は二つの企業によるもので、現時点で安全面での問題はないということ。