台湾海峡両岸サービス貿易協定に抗議する人々を引き連れて行政院に突入、警察に逮捕されていた学生が、証拠不十分で釈放された。同協定に抗議する学生の一部は23日夜、行政院の敷地内に入り込んだ他、行政院中央ビルの窓ガラスを割って侵入、内部の器物を損壊するなどした。抗議の人たちは敷地内とその周辺にあふれかえり、大勢の警察官が夜通しで強制的に排除する騒ぎとなった。この突入を指揮したのは国立清華大学の大学院生で、検察側はこの大学院生を、集団的な暴行を率いた罪などの疑いで勾留請求した。
台北地方裁判所は24日夜8時半にこれについて審理、25日未明に勾留申請却下と裁定、この大学院生は釈放された。弁護士は、検察側が提示した罪名に対して、証拠が不十分だったと説明した。
一方、協定に反対して立法院を占拠し続けている学生グループは24日、馬英九・総統の他、国会議長である王金平・立法院長との対話の可能性も排除しない立場を表明した。王金平・立法院長は、事態打開のため25日午後、24日に続いて与野党協議を開いたが24日に続いて決裂した。