台湾の視覚障害者のタンデム自転車チームが、日本で日本の視覚障害者と交流する。タンデム自転車とは、一台の自転車にサドルが二つ付いていて、二人が協力して走る自転車。
台湾の「翼を広げる天使・タンデム自転車チーム」は2012年に、日本のNPO、サイクル・ボランテイアジャパンから、日本の視覚障害者が台湾でタンデム自転車に乗る際の協力を要請された。このとき日本の視覚障害者は台北郊外の温泉町、北投、台湾本島の最北端近くの金山にあるテレサ・テンさんの墓苑、北海岸、九份などを訪れ、台湾の風土や人々、ボランティアの温かさに感動したという。このため日本側は今回、台湾の視覚障害者を日本に招待した。
台湾のチームの隊長、曽信栄さんによると、日本ではタンデム自転車を乗るための環境が不十分な他、ボランティアも少ないことから、日本の人たちは台湾の視覚障害者が毎月活動していることを不思議がっているということ。
曽さんは、「日本の人たちは我々が毎月二度三度と活動していることを不思議がっている。視覚障害者が外出するのに、どうしてそれほど多くのボランティアを集められるのだろうと。これは身体障害者の活動の一種の輸出になるかもしれない」と話している。
今回、このチームでは視覚障害者を10人募集、ボランティア11人とともに26日に出発する。メンバーは夫婦、公務員、マッサージ師などで、60歳を超えるボランティアもいる。日本からはタンデムパイロットと呼ばれる伴走者が12人参加するという。