衛生福利部(衛福部)の新任部長となる蒋丙煌氏が18日、エボラ出血熱の侵入を防ぐため、旅行者が入国時に直近の渡航先などを知らせる「ブルーカード」を導入する考えを示した。
行政院は新たな衛生福利部長には蒋丙煌・政務委員(無任所大臣に相当)が内定したと明らかにしており、来週22日にも正式に就任する。蒋・政務委員は食品の安全問題以外に、公衆衛生の問題にも関心を払っており、18日には、台湾に2日間滞在したナイジェリアの男性が16日に中国大陸・寧波に渡ってから発熱し、エボラ出血熱の感染が疑われていることについての見方を明らかにした。
蒋・政務委員は、ナイジェリアでの感染は制御されつつあるとして、現段階で政府の防疫レベルを引き上げる必要性は否定。しかし、油断するわけではなく、衛生福利部疾病管制署の防疫措置以外に、政府は近日中に「ブルーカード」を導入することを明らかにした。これは、中華民国台湾への旅客機で配り、旅行者に過去に渡航した場所を書かせ、関連の国・地域に行っていないかを確認するものだという。