衛生福利部(衛福部)の新たな部長に蒋丙煌・政務委員が就任する。衛生福利部の邱文達・前部長は先ごろ、不衛生な油がラードに混入されていた問題で引責辞任。後任人事が注目されていたが、行政院は17日午後、政務委員の蒋丙煌氏が衛生福利部長に就任すると明らかにした。政務委員は「無任所大臣」に相当。
行政院によると、蒋・政務委員はかねてから、衛生福利部の業務を監督・指導しており、過去1ヶ月間、違法なラード事件に関する特別会議には常に参加するなど、蒋・政務委員が衛生福利部長となることで、切れ目のない対応ができるということ。
通常、衛生福利部長には衛生医療や公衆衛生の背景を持つ人物が指名されることが多く、完全な専門ではない政務委員の抜擢は異例。これについて江宜樺・行政院長は、「非常事態には通常ではないやり方がある」と述べ、事件発覚後のことについて、蒋・政務委員は誰よりも詳しいと説明した。