アメリカ大リーグのボルチモア・オリオールズでプレイする台湾出身のチェン・ウェイン(陳偉殷)投手は、アメリカ現地時間の14日、カンザスシティのカウフマン・スタジアムで行われた、カンザスシティ・ロイヤルズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)第3戦に先発登板した。台湾の選手としては記念すべき初のアメリカン・リーグ優勝決定シリーズへの出場となったこの試合、アメリカの中継テレビ局でも、字幕でそのことが紹介された。
チェン投手は6回途中まで2失点と好投をみせたが、味方打線が沈黙。チームは1-2でロイヤルズに敗れ、チェン投手は負け投手となった。アメリカン・リーグ優勝決定シリーズは、ロイヤルズが3連勝でワールドシリーズ進出に王手をかけた。
台湾出身の選手は、これまでアメリカ大リーグのポストシーズンに、チェン投手を含め3人の選手が出場している。2008年、ロサンゼルス・ドジャースの郭泓志・投手はナショナルリーグのリーグ優勝決定シリーズに出場したが、アメリカンリーグでは、2006年と2007年、王建民投手が所属していたニューヨーク・ヤンキース、、そして2012年、チェン・ウェイン投手所属のオリオールズは、いずれもディビジョンシリーズで敗退しており、アメリカン・リーグの優勝決定シリーズに出場したのは、今回のチェン投手が初となった。