違法な油脂製品を生産していたとされる頂新製油の問題で、彰化地方裁判所検察署が14日、同社の陳茂嘉・董事長の身柄を拘束した。彰化地検は14日早朝、陳茂嘉氏を呼んで事情を聴取、その後、証拠隠滅や証言の裏工作の恐れがあるとして、勾留を申請、彰化地方裁判所がこれを認めたため陳氏の身柄を拘束した。
彰化地検の検察官は14日午後、彰化県永靖郷にある頂新製油の本部を捜索、陳茂嘉氏らを事情聴取。その後、彰化地検に場所を移して引き続き事情を聴いていた。
陳茂嘉氏はすでに勾留されている同社元総経理の後をついで総経理となり、先週、魏応充・董事長がこの件で辞任したことから、董事長を引き継いだ。この点から頂新製油における陳氏の重要な地位がうかがえる。また、陳氏の身柄が拘束されたことで、頂新グループの中心人物の一人、魏応充氏にも捜査の手が伸びる可能性が高まったものと見られている。検察側も今週中の事情聴取の可能性は排除しないとしている。