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国研院、ロケット「SR-10」打ち上げに成功

  • 09 October, 2014
  • Editor
国研院、ロケット「SR-10」打ち上げに成功
「SR-10」、520秒で任務完了

国家実験研究院(国研院)の観測ロケット「SR-10(探空10号)」の打ち上げが成功した。

財団法人国家実験研究院国家宇宙センターは9日、SR-10ロケットが7日、台湾最南端・屏東県の九鵬基地から打ち上げられ、台湾の上空90キロから286キロの熱圏と電離圏結合の現象の計測に成功したと明らかにした。

国家実験研究院によると、今回のSR-10ロケットには、最先端の6つの電離層測定機器のほか、台湾で初めて開発された「ロールコントロール」と呼ばれるロケットの回転速度を制御するメカニズムも搭載され、これらは気象観測衛星、フォルモサット3及びフォルモサット7の大気データの正確性検証に寄与するという。また、「ロールコントロール」は、ロケットの回転速度を減らし、正確にコントロールできることから、搭載された計器による測定作業に有利に働く。

国家宇宙センターの陳彦升・博士は、「こうしたロケットは飛行の際、非常に速く回転し、ロケットを安定させる。しかし、実験のときには回転速度を下げる必要がある。国立屏東科技大学と国立成功大学は、回転スピードを下げ、また制御できるよう設計し、今回これに成功した。この成功は、世界の宇宙科学技術において大きなカギだ」と説明した。

国家実験研究院では、衛星のフォルモサット及び、このSRロケットなど一連の事業は、世界の宇宙航空技術を持つ国・地域の中で、中華民国台湾が既に一定の役割を果たす能力があることを示すとしており、今後も人々の生活、福祉及び科学研究に貢献できる宇宙事業に取り組み、世界に台湾の実力を知らしめたいと意欲を示している。

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