総統府の馬瑋国・スポークスマン(報道官)は8日夕方、馬英九・総統は今年のAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議への特使に、蕭万長・前副総統を指名したと発表した。
馬・スポークスマンは、蕭・前副総統は国内政治を深く理解している他、経済貿易及び外交業務にも精通しており、専門知識と豊富な経験により、台湾の経済貿易面での発展を国際社会に伝え、アジア太平洋地域の経済における台湾の影響力を強められると強調。
蕭・前副総統は経済部長もしくは国家元首の特使としてAPECの関連会議に5度出席している他、中国大陸・海南島で毎年行われるボアオ・アジアフォーラムにも9度参加するなど、その実績は広く知られている。
地域経済の統合への参与は、中華民国政府の重要な施政目標。蕭・前副総統は現在、「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)及びRCEP(東アジア地域包括的経済連携)参加民間推進連盟」の召集人を務めており、APECでは各会員体の代表と幅広く意見交換し、台湾のこれら協定への参加に有利な環境づくりに努めることになる。
中華民国政府が今年目指してきた、APECにおける馬英九・総統と中国大陸の指導者、習近平氏との歴史的な対面は断念することに。