「台湾・アメリカ国防工業会議」で、アメリカ側がより幅広い協力関係に期待している。中華民国台湾とアメリカの政府高官は6日、アメリカ・バージニア州のウィリアムズバーグで開催した「台湾・アメリカ国防工業会議」のレセプションで、それぞれ談話を発表した。
アメリカで政治軍事を担当するトッド・チャプマン首席国務次官補代理は、アメリカのアジアに対する政策を説明した。レセプションに参加した関係者の話によると、チャプマン氏は、アメリカのアジア・リバランス政策は長期的な約束であり、アジア太平洋地域におけるパートナーシップを強調するものだとした上で、アメリカとアジアの関係は安全保障、経済、価値観と尊厳という四つの面から見る必要があると話したという。
チャプマン氏はそして、アメリカは中国大陸との軍事面での関係を引き続き強化するが、それによって台湾との関係を犠牲にすることは無く、アメリカと台湾は災害救助などの面で将来、さらに幅広い協力関係が築けると述べたという。
今回の会議では、中華民国の自主防衛が強調されている。アメリカ側は、向こう2年間、台湾への大規模な武器供与は難しく、一部の参会者は、台湾が自主的に防衛力強化に乗り出すなら、アメリカの業者がそれに協力すると話したという。
会議に参加した、淡江大学国際業務及び戦略研究所の黄介正・准教授は、アメリカ側は、台湾が自主防衛を語ることに反対しておらず、2017年以降の武器供与について、新たなスタートと期待していると話した。