中国大陸の船舶が中華民国台湾の海域に入って違法な操業を行なっていることについて、行政院海岸巡防署が、中国大陸側と合同での取り締まりを望んでいる。
立法院内政委員会は6日、行政院海岸巡防署の王進旺・署長による業務概況報告を受けた。その際、与野党の立法委員の多くが、中国大陸の船舶が境界線を越え、台湾の海域で漁をしたり、海砂利を採取したりしている問題を指摘した。
与党・国民党の呉育昇・立法委員は離島・金門の沿岸で海砂利を採取する違法行為が深刻だとし、政府が各部会と合同で協議した上で、中国大陸の違法な海砂利採取の禁止を「両岸犯罪合同取締り協定」に加えるよう提案。
これを受けて海岸巡防署の王・署長は、中国大陸との交渉のたびに同問題は伝えているとした上で、違法な海砂利採取の禁止を協定に加えられるよう努力すると約束した。
王・署長によると、海岸巡防署では最近警備を強化、100トンクラスの巡視船がパトロールに当たっている。今年に入ってから8月末までに中国大陸の船舶12隻に対して取締りを行ない、合計台湾元3800万元あまりの罰金を科している。今後は状況に応じてこうした船舶は拿捕するとしている。