李登輝・元総統が25日夜、日本での訪問日程を終えて帰国した。李・元総統は今月19日、夫人の曽文恵・女史ならびに二人の娘と共に日本を訪問、大阪と東京、北海道を訪れた。大阪ではがん関連のセミナーに出席、講演会も開いた。東京でも講演し、太陽光発電施設も参観。初めて訪れる北海道では、日本の畜産業を見学した。
北海道では、疲労と血圧の上昇で、小樽市の訪問を取り消したが、25日には元気に帰国した。李登輝・元総統は91歳で、今回は2009年以来の訪日だった。台湾桃園国際空港に着いた李登輝・元総統は、報道陣から「旅を楽しんだか」と聞かれ、「スケジュールが詰まっていて遊びには行けなかった」とユーモアを交えて答えていたということ。
李登輝・元総統は今回日本で行った二度の講演で、日本の安倍首相が集団的自衛権の行使を限定的に容認したことを評価、日本が台湾との関係を規範する法律を制定することや、アメリカ、東南アジアとの関係強化で中国大陸の台頭に対応することなどを呼びかけた。