国家安全局が、無料の通話・メールアプリ、LINEには安全性のリスクがあり、国家安全局ではそれを使っていないと明らかにした。行政院の江宜樺・院長は23日、立法院での答弁の席上、行政院では最近、LINEの安全性について、個人データといった情報漏洩などの心配があることから、公務員に対してLINEを使わないよう指示したと明らかにした。
台湾の大手日刊紙の報道を総合すると、行政院は最近、経済部、交通部、内政部などの政府機関で、台湾が自力で開発した、通話やメールのアプリケーション、Juiker(中国語名:揪科)を試験的に使用しており、将来的には公務の討論などにも使えるよう、範囲を拡大する方針だという。
一方、国家安全局の李翔宇・局長は24日、立法院での答弁の席上、国家安全局では現在、スマートフォンが使用されておらず、電話で公務を連絡する必要があった場合、ショートメッセージを使っていると説明、ソーシャルネットワークの安全性が確認される前、国家安全局はLINEなど、通話やメールのやり取りなどの無料サービスを提供するアプリケーションを使わないと強調した。
警政署の王卓鈞・署長は、LINEを使っているが、個人のことだけで、公務にはそれを使っていない。警政署では今年の初めから、公務の連絡の際、LINEの使用を禁止していると説明した。なお、法務部の羅瑩雪・部長も、法務部の職員に対して、外国との話し合いや他人が提供した情報、データなどを保護する義務があるとして、LINEの使用を避けるよう指示したと明らかにした。