韓国のインチョンで開催されているアジア大会で中華民国台湾がメダルを相次いで獲得。21日に行われた、重量挙げ女子53キロ級では、台湾の許淑浄・選手がスナッチ101キロ、ジャーク132キロ、トータル233キロの世界新記録で優勝、台湾に今大会初の金メダルをもたらした。
許・選手は2012年のロンドン五輪で銀メダルを獲得しているが、今大会では五輪で金メダルのカザフスタンの選手を上回って優勝したことで、「正真正銘の世界一」となった。ジャークの132キロは、許・選手にとっても自己新。ジャークで自己新を出さなければ優勝できない中で、最後の試技を見事成功させた許・選手について、重量挙げチームの蔡温義・監督は、「強い相手にあたっても柔軟に対応できる。プレッシャーにこれほど強い選手は台湾でも大変珍しい」と絶賛した。
中華民国台湾は1990年にアジア大会に復帰して以来、前回2010年の大会まで、重量挙げでは8つの銀メダルと13個の銅メダルを獲得しているが、金メダルは許淑浄・選手が初めて。
馬英九・総統、江宜樺・行政院長、呉思華・教育部長は21日午後、知らせを受けるとただちに祝電を打ち、「国家のために栄誉を勝ち取った」と称えると共に、将来のさらなる好成績に期待した。
また、22日にはバドミントン競技の男子団体準決勝に進出した中華民国台湾は韓国に敗れ、決勝進出はならなかったものの、三位決定戦が行われないため銅メダルを獲得。台湾にとってアジア大会のバドミントン団体戦での初メダルとなった。さらに自転車女子団体追い抜きでも22日、日本を下して銅メダルを獲得。今回のアジア大会で中華民国台湾はこれまでに金1、銀1、銅4に。
さらにテニスの女子団体も22日に4強入りを決め、銅メダル以上を確保した。