台湾南部の高雄市では7月31日に、32人が死亡、300人あまりが重軽傷を負う大規模な爆発事故が発生した。事件から50日となる20日夜、事故現場付近の地下水路から、殉職した消防士と見られる2遺体が見つかった。
事故当日、現場で勤務に当たっていた高雄市消防局の林基澤・主任秘書と、劉耀文・小隊長の二人は事故で殉職したとされていたものの、遺体は見つかっていなかった。
2遺体が見つかったのは、事故現場付近の凱旋路、二聖路交差点下の地下水路。高雄市水利局の許峻源・科長によると、折から台湾に向かっていた台風16号による水害に備えようと、当該地点にあった堆積物を排除する作業をすすめていたところ、思いがけず遺体を発見することになったという。
21日午前、検察官の立会いのもと、遺族が遺体と対面。遺族は、腕時計などの遺物から二人を確認したが、遺体そのものはすでに外見からの識別が難しい状態であるため、遺体の毛髪を使ったDNA鑑定が行われる。