与党、国民党は14日、台湾中南部、嘉義市の港坪運動公園体育館で第19回全国代表大会第2回会議を開催した。
国民党の党主席を兼任する馬英九・総統は、11月29日に行われる統一地方選挙の22県市の首長選挙の候補者を引き連れ会場に入場、党員の代表と握手すると会場からは「当選」の声が飛び、大いに盛り上がった。
馬・総統はあいさつの中で、「国民党の結成120週年目となった今年、台湾南部の民主の聖地である嘉義で祝うことが出来て非常に嬉しい」と述べ、「中華民国台湾は中華民族の歴史上、最も豊かで、最も自由で、最も平等な環境をもち、華人社会で唯一世界から認められている自由民主社会だ」と強調した。そして、「台湾の2300万人は、それぞれ異なる歴史の記憶をもっているかもしれない。しかし、多元的で包容力があることは、台湾も最も得難い点だ」と述べた。
馬英九・総統は、台湾海峡両岸の未曾有の和平関係と繁栄、世界金融危機や欧州債務危機がもたらした不景気を解決したこと、海外からの観光客数の大幅増、中華民国台湾にビザ免除措置を与える国の大幅増など、政府と地方における施政の成果について一つ一つ説明、政府の各方面の施政は、最大野党・民進党よりも大きく優れていると強調した。そして、国民党のみ、平和を創造でき、かつ尊厳をかちとるための能力、知恵をもっている、と述べた。
そして、野党が立法院においてボイコットしたり、この6年間で92回も議長席を占拠して議会の進行に影響をあたえていることに触れ、「これは多数決という民主の精神を踏みにじる行為であり、人々の権益を大きく傷つけているだけでなく、台湾の未来の希望も喪失させる可能性がある。台湾の民主の最大の危機だ」と批判した。
馬・総統はまた、「国民党は理想的で、実務的で、かつ台湾に根付いている政党であり、かつ、多元的で、改革的な政党である」と述べた。そして、全ての国民党員に対して、「統一地方選の際には、国民党こそが試練を乗り越えることができる政党であり、台湾の人々にとって最良の選択であるという事を、票の力によって証明して欲しい」と呼びかけた。