使用済み食用油や廃油が混入される、いわゆる「廃油ラード」が波紋を広げている影響で、台湾における日本の食品の売り上げが上昇している。台湾南部・台南市の善化にある南部サイエンスパーク付近の日本商品専売店では、過去一週間、売り上げが20%から30%伸びている。常連客のほかに、ニューフェイスの顧客も少なくないもよう。消費者は、日本の商品を選ぶ理由として、「比較的安心できる」と答えた。
今回の廃油ラード事件は、「メイド・イン・タイワン」と言う台湾製の商品のイメージを大きく損なっている。台湾の複数の大手食品メーカーもその影響を受けている。日本の商品は、台湾ではかねてから、品質がよく、信頼できるというイメージが強い。廃油ラード事件発生後、やや出費が増えても日本の商品に切り替えた消費者は少なくないもよう。