馬英九・総統が、アメリカは中華民国国軍と協力し、台湾を東南アジアの災害防災救助センターにする考えをもっていると明らかにした。
中秋節を4日後に控えた4日、馬英九・総統は、離島・澎湖島で空軍の部隊を慰問した。馬・総統は澎湖の兵士の士気の高さ、精鋭化した戦備を評価、国民は安心して中秋節を過ごせると述べた。
馬・総統は、国軍は戦いに備える以外に、今では災害救援活動にもあたらねばならず、任務は以前より重くなっているが、大きな成果を出していると評価、「最近、アメリカ軍と交流を行った際、互いに各々の災害救援に関する努力について学んだ。その結果、アメリカ軍は台湾と提携し、台湾を東南アジアの災害防止救助の中心として、各国の災害救援人員のトレーニングを行えるよう希望した。これは非常に重要な事だ」と強調した。
馬・総統はまた、さきごろ澎湖島で発生した旅客機墜落事故に触れ、「澎湖の兵士達は事故発生後すぐに現場に投入され救援活動を行ったほか、事故機に搭乗していた兵士も一人の女子児童を救出した。国軍のあるべき姿を貫徹していた」と称賛した。また、高雄市で7月31日深夜に発生した爆発事故の復旧作業に触れ、「国軍は1万2000人の兵力及び多くの車両、機械を投入し、災害の損失拡大防止につとめ、人々の尊重を受けた。この事は喜ばしい事だ」と述べた。
馬・総統はさらに、「台湾海峡両岸の関係はこの65年間で最も平和で、かつ繁栄の時を迎えているが、国軍は常にしっかりと準備を行っていなければならない、そうして初めて固い防御が徹底でき、効果的な抑止につながる」と指摘した。