馬英九・総統が、南シナ海の主権に関する交渉にはあくまで参与していく考えを強調した。「中華民国南疆史料特展」(中華民国の南の境界・歴史資料特別展)が1日、国史館で開幕した。馬英九・総統は開幕式に出席してあいさつし、南シナ海は大変重要な海域で、政府は過去6年の間に、東沙諸島を国際的な海洋研究の要衝とするための取り組み、南沙諸島での研修キャンプや東沙諸島での体験キャンプ、ならびに太陽光発電設備の設置、南沙諸島における太平島での交通インフラ整備、太平島での通信ネットワーク構築などさまざまな政策を実施してきたと説明した。
馬・総統はまた、中華民国は1935年の時点で南シナ海の島々の図面を発表、当時これに抗議する国はなく、また、歴史上関連の記載もあるとして、これらのことから中華民国の南シナ海における主権は証明されると強調した。
馬・総統は、「これら我々の行為はすべて平和的なものであって、軍事的なものではない。目的は国民に我々の領土である南シナ海の島々について理解させること、また世界に対して、我々がこれらの島をきちんと管理・運営していることを知らせること、そして将来、南シナ海の主権に関する交渉が行われる場合、中華民国を外すことはできないことを示すためだ」と話した。
馬・総統はそして、2年前に提示した「東シナ海平和イニシアチブ」に触れ、南シナ海での問題も同じ角度から出発すれば紛争を解決できると述べた。