台北市が選挙運動に使う、のぼりや垂れ幕の公共施設での掲示を禁止した。
台北市議会は27日、「台北市選挙広告物管理自治条例」の第7条の規定を削除することを決議した。この決議により、年末に行われる、台北市長選挙、市議会議員選挙、末端地方自治体の首長選挙などの立候補者は、公共施設などで選挙運動ののぼりや垂れ幕を飾ることができなくなった。
公共施設には、道路、そして陸橋なども含まれ、選挙の風物詩ともなっていた、町中ののぼりが姿を消すことになる。候補者の「のぼり」を禁止するのは、台北市が初めて。
台北市議会の議員31人は、環境保護の世界的な潮流に合わせ、台北市の景観と交通の安全を守るとして、「台北市選挙広告物管理自治条例」第7条の廃止を提案した。台北市政府民政局は、7月に与党・国民党をはじめ、台湾の5大政党の関係者を集め、この法改正に関する意見を聴取。その結果、どの政党も反対せず、市議会議員の大多数も、廃止の提案に賛同したため、台北市議会は27日、可決した。