アメリカ連邦議会下院において台湾に友好的な議員連盟「台湾連線(Congressional Taiwan Caucus)」の共同議長であるアミ‧ベラ(Ami Bera)氏率いる民主党議員団が台湾を訪問しています。頼清徳‧総統は16日、訪問団の表敬訪問を受けた際、アメリカ議会による台湾への揺るぎない支持に感謝の意を表し、台湾は国防改革を加速させ、特別予算を優先的に編成して、国防予算がGDP(国内総生産)の3%以上に達するようにすると述べたほか、台米の安全保障協力が武器調達から共同生産‧共同研究開発へと進展し、パートナーシップを深めることができる国防産業の交流と協力を期待すると語りました。
頼清徳‧総統は総統府でアミ・ベラ氏率いる民主党議員からなる台湾訪問団の表敬訪問を受けた際、まず、ベラ氏が昨年の訪台に続き、今回はアメリカ連邦下院の軍事および外交委員会の新任議員を率いて再び台湾を訪問したことに感謝の意を表しました。これはアメリカ議会による民主的な台湾への揺るぎない支持を示すものであり、アメリカ議会の台湾に友好的なパワーをさらに強化することにもつながるとし、台湾の人々を代表して、ベラ氏および訪問団のメンバーに心からの歓迎の意を表しました。
頼‧総統は、長年にわたり、アメリカ議会による党派を超えた強力な支持が、台湾とアメリカの関係を着実に前進させる鍵となってきたと述べました。また、アメリカの下院議員が台湾のために積極的に声を上げ、台湾に友好的な多くの提案を行い、台米関係の強化や台湾の国際空間の拡大に貢献していること、さらに台湾海峡の平和と安定にも引き続き関心を寄せていることに対し、感謝の意を表しています。
そして「インド太平洋地域の平和と安定を守ることに対し、台湾は揺るぎない決意を持っている。この1年間、政府と民間が協力し、全社会防衛強靭性を積極的に強化するとともに、国防改革を加速させてきた。今後も、台湾とアメリカが安全保障分野での協力を一層深めていくことを期待している」と強調しました。
頼‧総統は、「政府は特別予算を優先的に編成し、今年中に国防予算がGDPの3%以上に達するようにする。また、台米の安全保障協力が武器調達から共同生産‧共同研究開発へと進展し、パートナーシップのもとで国防産業の交流と協力がさらに深まることを期待している」と話しています。
頼‧総統はまた、外交部(防衛省)の林佳龍‧部長(大臣)と経済部の郭智輝‧部長(大臣)が5月に相次いでアメリカ‧テキサス州を訪問し、台湾とアメリカのAI(人工知能)および半導体産業における協力を見届けたことに言及しました。さらに、行政院(内閣)の龔明鑫‧秘書長率いる過去最大規模の代表団はワシントンD.C.で行われた「セレクトUSA投資サミット(SelectUSA Investment Summit)」に出席したとして、これらの取り組みは、台湾がアメリカと手を携えて協力し、共に繁栄を築いていくという強い決意を示すものだとしています。
また、台湾は今後もアメリカとの双方向投資と産業協力を継続的に強化していくと述べ、台湾とアメリカの二重課税防止法案が今年中に順調に立法化されることを期待していると表明しました。頼‧総統はさらに、ベラ氏が昨年11月にこの議題について連名書簡の発起を主導し、百名以上の議員から支持するとの署名を集めたことに特別に感謝の意を示し、台湾とアメリカが協力してより完備された経済貿易の交流環境を構築し、共同で経済発展の強靭性を向上させることを期待すると述べました。
ベラ氏は挨拶の際に、今回の台湾訪問は台米関係及び世界各国の関係における重要な時期に当たる。ヨーロッパや中東各地の紛争を見て、民主陣営は団結し、アジアの自由と平和を守るべきだと考えている。皆が平和で繁栄した発展を遂げることを願っていると語りました。
一方、外交部(外務省)はアメリカ下院議員の訪問に対して心からの歓迎を表明し、今回の訪問はアメリカ議会が継続的に具体的な行動で台湾を支持し、台湾海峡の平和と安定を維持する堅固な決意を示すものだと表明しています。
(編集:許芳瑋/本村大資)