中国当局が先ごろ、台湾の与党・民進党の立法委員(国会議員)である沈伯洋(しん・はくよう)氏を制裁対象にするなど、名指しで沈氏を攻撃しています。このことについて、民進党の主席を兼務する頼清徳・総統は11日、党中央常務執行委員会議の場で沈氏への支持を表明しました。
頼・総統は、中国が沈氏とその家族を攻撃しているのは、現在、台湾で行われているリコール運動に反対し、台湾社会を分断するためだ。違法な履歴のない国際貿易業者に「中国で利益を得ている」などのレッテルを貼っていると指摘。これは中国共産党が台湾に対して仕掛けた認知操作だとして、国民に向け重大な注意を払うよう訴えています。
中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室(略称:国台弁)は先ごろ、沈氏の父親が責任者を務める企業が中国で利益を得ているとして、中国が台湾独立分子と見ている沈伯洋氏、そしてその家族までも制裁対象とすると発表していました。
(編集:本村大資/王淑卿)