フランスの下院にあたる国民議会の台湾に友好的な議員グループの代表、マリー=ノエル・バティステル(Marie-Noelle Battistel)議員率いる訪問団が10日、台湾で対中国政策を担う大陸委員会(陸委会)の邱垂正・主任委員を表敬訪問しました。大陸委員会は11日、邱・主任委員が面会の際、台湾は台湾海峡の平和と安定、繁栄の維持に尽力しており、中国と有意義な対話交流を望んでいると説明したと発表しました。中国による継続的な台湾に対する複合的な圧力や様々な社会的浸透が、台湾海峡両岸の関係および地域情勢に重大な課題をもたらしている中、政府は頼清徳・総統が掲げる「平和のための四大支柱アクションプラン」を実現し、社会の強靭性を引き上げていくとしています。
邱・主任委員はまた、フランスの経験から、外国からの干渉や社会への浸透を防止し、友好国との安全保障協力を深化させ、民主主義、自由、法の支配、人権といった普遍的価値観を共同で守っていきたいと述べました。
バティステル議員は、台湾は自由、民主、法の支配という理念を堅持しており、台湾を守ることは世界全体を守ることでもある。フランスは2021年に台湾の国際参加を支持する決議案を圧倒的多数で可決した。2023年には2024年から2030年までの期間を対象とするフランスの新しい軍事計画法、「7年軍事計画方案(2024-2030 LPM)」を可決したほか、近年は台湾の世界保健機関(WHO)参加の支持を公に表明し続けており、このような具体的な行動を通じて、双方の関係を深め、台湾への支持を実践していると語りました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)