台湾国防産業発展協会が主催する「2025年台湾・アメリカ国防産業フォーラム」が11日、北部・台北市にある台北国際会議センターで開催。今回のフォーラムでは、「無人機(ドローン)および無人運搬・運用機器」分野における協力の可能性に焦点が当てられる予定で、アメリカの元陸軍長官クリスティン・ウォーマス(Christine E. Wormuth)氏も開幕式で談話を発表する予定です。
ウクライナ・ロシア戦争におけるドローンの運用実績により、無人機の軍事利用は世界的な注目を集めており、台湾においても将来の非対称戦力の構築において重要な役割を担うとされています。
国防安全研究院国防資源および産業研究所の蘇紫雲・研究員は、近年、無人機産業のサプライチェーンが国際的に重視される中、2023年以降、「ドローンの活用」が台湾・アメリカ国防衛産業フォーラムで連続して主要議題となっていると指摘。需要面から政策面まで、業界が協力するための仕組みが提供されてきたと述べました。
また、蘇・研究員は、電子技術の進歩に伴い、「無人機」は現代戦のルールを変える存在となりつつあり、大きな産業的潜在力を有していると強調。台湾とアメリカの産業界は相互補完の関係にあり、すでに一定の成果を上げているとしました。
今回のフォーラムでは、台湾とアメリカの協力可能性に関する議論に加え、双方の企業が技術や今後のトレンドを披露する場も設けられており、今後の工場視察などを含む実務的な協力の促進が期待されています。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)