中米に位置する中華民国台湾の国交樹立国、グアテマラのベルナルド・アレバロ(Bernardo Arevalo)大統領は台湾の政府の招きに応じて、6月4日から8日まで代表団を率いて台湾を訪問しています。今回が昨年1月に大統領就任後、初めての台湾への公式訪問となります。
5日、頼清徳・総統は歓迎式典を執り行い、軍の儀仗隊による栄誉礼でアレバロ大統領一行を出迎えました。
頼・総統は、アレバロ大統領への敬意を示す礼砲の発射と両国の国歌演奏後、挨拶を述べ、台湾の政府および人々を代表して、今回の訪問を通じて両国の深い友好関係を示したアレバロ大統領に対し、心からの歓迎の意を表しました。
頼・総統はまた、「両国はこれまで互いに支え合いながら歩んできた」と述べ、とりわけ近年では、医療・公衆衛生、教育・文化、科学技術協力、経済・貿易交流など、多くの分野において緊密かつ多様な協力関係を築き、非常に多くの成果を上げてきたと強調。昨年には両国の国交樹立90周年も祝賀したことにも触れ、「今後も台湾とグアテマラは互恵互助の基礎に基づき、国際情勢に沿った計画を推進していく。さらに、若者同士の交流協力や奨学金プログラムを強化し、ハイテクおよび情報通信技術産業(ICT)分野の人材育成を積極的に進め、両国の繁栄と発展を促進していく」と述べました。
頼・総統はさらに、「台湾とグアテマラは地理的には遠く離れているものの、双方の国民が共有する理念と価値観は非常に近しいものがある」と述べ、アレバロ大統領の支持のもと、今後さらに緊密で多様な交流が進んでいくと信じている」と語りました。
一方、アレバロ大統領は挨拶の中で、今回の訪問が両国の国交樹立90周年を祝う時期にあたり、それは「互いの尊重と強固な友好関係を象徴するものとなった」と述べました。そして、過去90年間にわたり台湾の人々がグアテマラに対して行ってきた支援に感謝の意を示すとともに、グアテマラの台湾に対する揺るぎない支持を改めて表明。さらに、両国の関係が近年非常に重要な進展を遂げており、公衆衛生、教育、農業、科学技術、インフラなど、経済および社会の発展に寄与する重要分野での協力を共同で推進していると指摘、両国の国民は多様な分野で誠実な友情と協力関係を築いていると述べました。
アレバロ大統領はまた、「両国はこれまでの良好な基盤をもとに二国間関係をさらに強化することで、新たな二国間協力の方向性を描き、経済協力の拡大、経済貿易聯盟の構築、投資の促進を目指す。これらのことにより、両国の関係の新たなチャプターが幕を開けることを期待している」と述べました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)