内政部は「促進轉型正義條例(移行期の正義促進条例)」および立法院(国会)の2023年決議に基づき、「中正路」、「経国路」などの地方道路の改名を推進していますが、この措置は地方ごとに異なる意見を引き起こしています。
劉世芳‧内政部長(大臣)は6月2日、立法院での取材に対し、内政部は法に従って処理しているが、移行期の正義推進過程においても手続き的正義に配慮する必要がある。道路名変更、銅像撤去、その他の権威主義的象徴の除去について困難に直面した場合、中央と地方、および地域住民の間で合意に達してから推進する必要があると表明しました。
内政部は先日、「移行期の正義促進条例」第5条および第11条の2の規定、また、立法院が2023年に中央政府総予算を審査した際に行った決議に基づき、内政部に求めた「権威主義統治者の名前を冠した道路名の処理における中央と地方の協力統括メカニズム確立」モデル計画により、台湾各地の「中正路」、「経国路」の改名を推進すると予告しました。
道路改名の推進は地方でさまざまな見解を引き起こしており、多額の費用がかかることや住民に不便をもたらすことなどが挙げられています。劉世芳‧内政部長は6月2日、立法院での取材に対し、内政部は法律と立法院の決議に従って推進する。「同時に、学者‧専門家に依頼した研究でも、道路改名の推進に支障がある場合は地方自治事項として処理する、つまりボトムアップ方式で実施するとの指摘があったため、内政部は現在完全にこのような方式に従って処理している」と述べました。
劉‧内政部長は、改名、銅像撤去、権威主義的象徴の除去については、いずれも手続き的正義に配慮する必要があり、中央、地方、地域住民の間で合意が得られた場合にのみ推進すると表しました。
劉‧内政部長は、外部では道路改名の推進と予算補助が関連していると誤解されているが、実際には一部の予算問題が「偽装」されている。内政部はこの2、3年間、蒋中正銅像の撤去や改名などを含め、予算補助の上限を10万台湾元(約470,366日本円)とし、現在100件以上を補助していると述べました。
また、「移行期の正義」は人権問題であり、真剣に取り組まなければならない。中央や地方は決して、お金があるときだけ推進し、お金がないときは推進しないという偽装をしてはならない。これらは民主主義‧法の支配において「移行期の正義」を推進する際に持つべき態度ではないと強調しました。
(編集:許芳瑋/本村大資)