頼清徳・総統が27日、台湾を訪問中のアメリカ領グアムのルルド・アフラゲ・レオン・ゲレロ(Lourdes A. Leon Guerrero)知事の表敬訪問を受けました。ゲレロ知事率いる代表団は25日から31日にかけて台湾を訪問。2019年に就任したゲレロ知事にとって初めての台湾訪問となります。頼・総統は27日、ゲレロ知事の初訪台に歓迎と感謝の意を表するとともに、昨年自身が南太平洋の友好国を訪問した途中、グアムを経由した際、熱烈な歓迎を受け、ゲレロ知事と朝食を共にしたこと、知事公邸で両国の国歌が演奏されたこと、グアム議会から台湾に友好的な決議文を贈られたことなど、いずれも深い感銘を受けたと述べました。
頼・総統はまた、台湾とグアムはオーストロネシア語族の精神と文化を共有する家族のようなものであり、現在、気候変動、公衆衛生と医療、地域の安全保障などの課題に共に直面していると指摘しました。世界情勢が目まぐるしく変化しており、インド太平洋地域では緊張が高まっているが、双方が一致団結して協力すれば、地域の平和と繁栄を守ることができるということです。
頼・総統は、台湾は長い間、アメリカとその民主主義のパートナーと積極的に交流し、協力してきたが、将来的には、台湾は市場志向を基盤に、台湾に立脚し、グローバルに展開し、アメリカとの経済協力をさらに強化していく方針だと述べ、台湾とグアムを結ぶ新しい直行便路線の開設は、台湾とアメリカのさらなる交流を促進するのに役立つとし、次のように述べました。
頼・総統は「グアムは台湾に最も近いアメリカの領土であり、台湾とアメリカの協力をつなぐ重要な架け橋でもある。アメリカのユナイテッド航空が先月、グアムー台北間で新しい直行便路線を開設したことを非常にうれしく思う。これは双方の観光や経済・貿易交流に貢献できると信じている」と述べました。
頼・総統は、台湾とグアムが観光のほか、医療と公衆衛生などの分野でもさらに協力を深め、水産養殖加工、水耕栽培、製薬業、資源のリサイクルなどの産業でも交流が一層深まることを望んでいると強調するとともに、今回のゲレロ知事の台湾訪問が双方の協力と交流により大きな力を注入し、新しい1ページを切り開くことができるよう期待を示しました。
ゲレロ知事はあいさつの中で、観光業はグアムにとって非常に重要な産業だ。今回の台湾訪問の重点の一つは観光推進だとし、グアムは台湾の航空会社が台湾とグアムの間で定期便路線を開設し、双方の経済と観光業を促進するため、各種の誘客策や割引措置などを提供する用意があると述べました。
さらに、グアムがヘルスケアや教育などの分野で台湾との協力を強化できることも望んでいます。ゲレロ知事は、台湾が経済生産、人工知能、サーバー、データセンターなどの分野でグアムへの投資を続けるよう呼びかけ、台湾とグアムの関係がますます良くなり、社会経済、文化、市場、観光産業での交流が増え、双方が自由と民主主義を享受し続けることができるよう期待を示しました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)