頼清徳・総統が5月20日の総統就任1周年の談話の中で、野党各党の党首に対して「重要な国家安全保障情勢の報告」を実施する意向を示したことについて、国家安全局(略称:国安局)の蔡明彦・局長は21日、立法院(国会)でのインタビューの際、地域内での中国の軍事拡張はますます深刻になっている。さらに台湾社会の開放性を利用し、各種の統一戦線による浸透工作も進めていると述べました。
蔡・局長は、中国の脅威がますます強まっている中、各政党が現在の国家安全保障情勢に対する共通認識と理解をいかに構築するかが非常に重要であると指摘しました。
蔡・局長は、「国家安全保障政策の推進、国家安全保障関連法の改正、あるいはグローバルな経済・貿易の発展など、全てにおいて各政党の参加と支持が必要である。引き続き『重要な国家安全保障情勢の報告』を通じて、国内の各政党間で国家安全保障上の脅威への共通認識を形成していくことが非常に重要な一歩である」と語りました。
その後の具体的な進め方について、蔡・局長は、総統府は既に関連する準備を行っており、適切な時期に対外的な説明を行い、野党とも連絡を取る予定であると述べ、国家安全局も総統府の方針を尊重し、全力で協力を行う考えを示しました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)