アメリカのマルコ・ルビオ国務長官は20日、中国による台湾侵攻のリスクがその利益を上回るようにしなければ、抑止効果は得られないとの考えを改めて示しました。また、ルビオ国務長官はウクライナ戦争が終結しなければ、本来インド太平洋地域に振り向けるべき資源が引き続き消耗されていくとも指摘し、そのうえで、抑止力の構築は台湾の自衛能力に基づくものであり、台湾が攻め落とされにくければにくいほど、より多くの時間を確保できると述べました。
ルビオ長官は同日午前、アメリカ連邦議会上院の外交委員会の招きで「2026会計年度国務省予算審査」公聴会に出席。午後には歳出委員会に出席し、現在アメリカの外交政策、ウクライナ戦争に対する立場、中国による台湾への武力侵攻の対応策などについて答弁に立ちました。
ルビオ長官は質疑の中で、簡潔に言えば、中国にとって台湾への行動が“得にならない”ようにする必要があると語り、そして「本質的に、この行動(侵攻)のリスクがその価値を上回る時にこそ抑止力が働く。抑止こそが鍵であり、その第一歩は台湾の自衛能力の強化だと述べ、加えて、インド太平洋地域全体でも抑止力を築く必要があると強調しました。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)