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VEデー80周年記念 頼・総統:平和を大切にするなら侵略を見過ごしてはならない

  • 08 May, 2025
  • 本村 大資
VEデー80周年記念 頼・総統:平和を大切にするなら侵略を見過ごしてはならない
頼清徳・総統は8日、欧州戦勝80周年記念ティーパーティー茶会に出席し、真の平和を追求するため、自由と民主主義を愛するすべての人々と国家が協力し、侵略者に付け入る隙を与えないようにすべきだと述べた(写真:総統府flickr)

外交部(外務省)は8日、北部・台北市にある台北賓館(迎賓館)にて「欧州戦勝80周年記念ティーパーティー」を開催し、頼清徳・総統が出席。頼・総統はあいさつで、今回が台湾にとって初めてのヨーロッパ戦勝記念イベントであり、台湾と国際社会とのつながりが一層深まっていることを象徴するものであると紹介しました。

頼・総統は、台湾とヨーロッパが現在、新たな専制体制の脅威に直面していると指摘し、ヨーロッパ戦勝によってもたらされた平和を記念するにあたり、歴史の教訓を忘れてはならないと強調。自由を愛するすべての人々と国家が協力し、侵略者に付け入る隙を与えないようにすべきだと訴えました。

頼・総統は、80年前のこの日、ナチス・ドイツの代表が連合国に降伏し、第二次世界大戦におけるヨーロッパ戦線の終結を象徴したと説明。連合国が太平洋戦線に戦力を集中したことで、その3か月後には太平洋戦争も終結したと述べました。ヨーロッパ戦勝は長い道のりの終わりであると同時に、戦後の世界を展望する出発点でもあるとしました。


さらに、今回の記念が持つ3つの重要な意義について言及。第一に、第二次世界大戦の勝利は、人類社会が団結し、侵略に立ち向かい、家族と国家を守り、真の平和を求める決意と行動によってもたらされたものであるとし、真の平和を追求するためには自由と民主主義を守る決意と努力が不可欠であり、実力と団結を通じてそれを実現する必要があると語りました。


第二に、かつての枢軸国が現在では100%の民主主義国家となり、真の平和と繁栄を享受し、世界の尊敬を集めていることを挙げ、戦後の歩みを振り返れば、民主的な選挙、自由な市場、人権の尊重こそが人類が追求すべき真の文明の在り方であると力説。


頼・総統は、「かつての枢軸国は、今やすべて100%の民主国家となり、真の平和と繁栄を享受し、世界の尊敬を集めている。これは、自由と民主主義こそが国家の発展をもたらす力であり、人間の尊厳を尊重することこそが国際社会で尊重される国家となる道であることを証明している。権威主義や侵略は、殺戮と悲劇、そしてさらなる不平等をもたらすだけなのだ」と述べました。

最後に、頼・総統は「平和を大切にするのであれば、侵略を見過ごしてはならない」と強調。ヨーロッパ戦争の勃発は、権威主義体制の膨張主義に起因するが、その全面的な拡大は侵略行為を軽視したことによると指摘。頼・総統は「当時の人々は、侵略者にわずかでも利益を与えれば平和が得られるかもしれないと考えた。しかし、第二次世界大戦の悲惨な経験が示すように、宥和政策は侵略者を図に乗らせ、さらなる野心と自信に満ちた牙を与える結果となり、彼らは征服を続け、民主主義国家が倒れ、自由の火が消え、屈しない最後の一人が倒れるまで止まらない」と語りました。

頼・総統は、歴史が示す意義は極めて明確であるとし、80年を経た今、台湾はヨーロッパ戦に参加した多くの民主国家と価値観を共有し、新たな専制体制の脅威に直面していると述べました。その上で、ヨーロッパ戦勝がもたらした平和を記念する今、歴史の教訓を決して忘れてはならないとし、世界中の自由を愛する人々と国家がこの時こそ連携と団結を強め、侵略者に野心を抱く余地を与えず、人類が世代を超えて今の生活と人間の尊厳、価値を守り続けられるようにすべきだと締めくくった。「From VE Day to Every Day(戦勝記念日から、すべての日へ)」と訴えました。

(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)
 

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