頼清徳・総統が8日に第二次世界大戦の終戦記念行事の実施および、談話の発表を行います。これを前に野党・国民党の朱立倫・主席が、ヨーロッパ戦線での戦勝80周年は独裁者とファシズムを消滅させたが、頼・総統は現在、野党に対してナチス・ドイツのヒトラーと同様のことを行っていると批判しました。
これに対し、ドイツの対台湾窓口機関であるドイツ在台協会は7日夜、朱・主席の発言に深い失望と憂慮を示し、公然と非難する声明を発表しました。また、今日の台湾の民主主義制度は、ナチス・ドイツ政権が使用したテロと同列に語ることはできないと強調しています。
ドイツ在台協会は、中国国民党の朱立倫・主席の発言に対して深い失望と憂慮を表明。ナチス・ドイツ政権が行ったいかなる犯罪、または1933年から1945年までドイツおよびヨーロッパで発生した暴力と、現在の台湾における政治情勢を同列に語ることは、いずれも極めて憂慮すべきことだと指摘しました。
声明では、今日の台湾はいかなる方面においても、ナチズムの暴政と比較することはできないという我々の立場を明確に主張する必要がある。台湾の民主主義制度と体制は、ナチス政権が使用したテロの手段と比較されるべきではなく、また比較されてはならない。
さらに、国民党の上層部に対し、国内政治を論じる際に不適切かつ歴史的な配慮に欠ける論述の使用を避けることを求めると強調しています。
(編集:本村大資/王淑卿)