農業部(日本の農水省に相当)は日本の茨城県と協力し、台湾産果物を茨城県の学校給食に提供する取り組みを進めています。今年度はパイナップルから開始し、92校の小中学校に約3トンが供給される予定です。これにより、3万3千人を超える日本の児童‧生徒が台湾の果物を味わうことができ、また都市間交流の促進にもつながる見込みです。
農業部は5日、台湾南部‧台南市麻豆区にある緑園牧場で、「台湾産果物を日本茨城県の学校給食に提供するプロジェクト記者会見」を開催し、協力プロジェクトが7年目に入ったことを発表しました。この記者会見は、農業部の胡忠一‧政務次長(副大臣)が主宰し、台湾北部‧台北市に設けている日本笠間台湾弁事処の坪井勇樹処長や黄偉哲‧台南市長などが招きを受けて出席しました。
胡忠一‧政務次長は、農業部農糧署は2019年に日本の茨城県笠間市と協力覚書を締結し、毎年その内容に基づいて、台湾産のバナナ、パイナップル、マンゴー、ブンタンなどの果物を茨城県の市町立小中学校の給食用に提供している。これにより、多くの児童‧生徒が台湾産果物の自然な甘さと風味を直接味わうことができ、さらには台湾の農産物が日本の家庭消費市場へ拡大する機会にもなっていると述べました。
また、双方の協力は今年で7年目を迎え、台湾産パイナップルから先行して出荷される。この時期に収穫される「金鑽鳳梨(ゴールデンダイヤモンドパイナップル)」は絶品の食感を持ち、茨城県内の水戸市、石岡市、大子町、笠間市、守谷市など5市町、合計92校の小中学校に供給される予定だ。総調達量は約3トンに達し、3万3千人以上の児童‧生徒が味わうことになると語りました。
胡‧政務次長はさらに、2024年、台湾から日本へのパイナップル輸出量は1万9373トンに達し、過去最高を記録した。本日の記者会見は農産物加工を手がける緑園牧場で開催されたが、これは日本に台湾産の高品質冷凍カットパインを紹介する機会でもある。これは保存‧輸送の便利さ、供給期間の柔軟性、学校の調理場での使いやすさなどの利点を持っている。さらに、この協力プロジェクトを通じて、台湾と日本の都市間の文化交流を強化し、次世代の関係をより友好的なものにしていきたいと述べました。
一方、坪井処長は、台湾の恵まれた環境が育んだ高品質のパイナップルは、日本でも非常に人気のある果物だ。この協力プロジェクトが継続して行われ、台湾産パイナップルがより多くの日本の子どもたちに健康と幸福をもたらすことを願っていると述べました。
黄‧台南市長は、「今回、台南産パイナップルを日本の学校給食の食材として選んだことで、日本の児童‧生徒たちが台南の高品質な果物を味わうことができる。口コミで評判が広がり学校に根付くことで、さらにスーパーマーケットにも広がることを期待している。今回は日本の5つの市町が調達に参加しているが、双方が物産交流をきっかけとして、さらに国際的な都市間交流を拡大していくことができるだろう」と話しました。
(編集:許芳瑋/本村大資)