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「報道自由度ランキング」台湾は東アジア1位、国境なき記者団:メディアへの信頼感が上昇

  • 02 May, 2025
  • 駒田英
「報道自由度ランキング」台湾は東アジア1位、国境なき記者団:メディアへの信頼感が上昇
国境なき記者団 (Reporters Without Borders)は2日、2025年度の「世界報道自由度ランキング (World Press Freedom Index)」を発表した。台湾は、世界180の国と地域のうち、昨年の27位から24位に順位を上げ、東アジアでトップに輝いた。(写真:国境なき記者団の公式ウェブサイトより転載)

5月3日の世界報道自由デー (World Press Freedom Day)を前に、国境なき記者団 (Reporters Without Borders)は2日、2025年度の「世界報道自由度ランキング (World Press Freedom Index)」を発表しました。台湾は、世界180の国と地域のうち、昨年の27位から24位に順位を上げ、東アジアでトップに輝きました。アジア太平洋地域では、16位のニュージーランドに次いで2位でした。国境なき記者団は、データは台湾のメディアに対する信頼感の高まりを示しているものの、世界各地と同様、台湾メディアも依然、財政的に苦しく、注視すべき点だとしています。

国境なき記者団台湾事務局局長兼アドボカシーマネージャーアレクサンドラ・ビエラコウスカ(Aleksandra Bielakowska)氏は、「世界報道自由度ランキング」は「政治的背景(Political context)」「法的枠組み(Legal framework)、「経済的背景(Economic context)」、「社会文化的背景(Sociocultural context)」、「記者の安全性(Safety)」の5つの指標を用いて、総合的に評価した結果であると説明、台湾の各項目の指標の点数は、昨年と比較して大きな変化はなかったものの、「社会文化的背景」の点数のみ4点以上アップしており、台湾の報道の自由に関する大きな注目ポイントだといえる、と述べました。

ビエラコウスカ氏は、「点数が伸びた原因には、台湾社会のメディアに対する信頼感アップも挙げられる。この点は興味深い。ロイタージャーナリズム研究所(Reuters Institute for the Study of Journalism)が過去発表した台湾に関するレポートによると、台湾メディアへの信頼感は、この5年以内に、24%から今年2025年の33%へと10ポイント近くアップした。私はこれは主に、民間の草の根の力によるものだと考える、民間団体が努力し、台湾内の誤った情報に対抗してきた。さらに、メディア自身も、より自主的に社会の人々に向け、背景情報を明らかにし、透明性を発揮している。」と指摘しました。

ビエラコウスカ氏はそしてRti台湾国際放送の運営母体、中央放送局に言及、「台湾で非常に成功している例が、中央放送局(略称:Rti)だ。同局は台湾で初めて『Journalism Trust Initiative(JTI)』の認証を得たメディアだ」と述べました。

ビエラコウスカ氏は、政治的要因により、台湾においても一部メディアが政府から圧力を受ける事件が発生しており、この点は台湾の報道の自由においても改善の余地があると言えるとしています。一方、台湾が東アジアで1位をキープできている原因としては、東アジアの他国の報道の自由に関する指数低下げ顕著であるとして、かつて台湾よりランキングが高かった韓国が現在は61位であると指摘しました。このほか、日本は66位、タイは85位、香港は140位、ミャンマーは169位、中国は177位となっています。

(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)

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