頼清徳‧総統は29日、アメリカのインド太平洋軍、前司令官であるジョン‧アキリーノ氏(John Aquilino)が率いるアメリカのシンクタンク「全米アジア研究所(NBR)訪問団による表敬訪問を受けました。
頼‧総統は挨拶の中で、アキリーノ氏はアメリカインド太平洋軍の司令官を務めていた時から、台湾海峡の問題に非常に関心を持っていたと指摘。また、全米アジア研究所は地域安全保障問題について多くの研究と分析を行っており、それにより国際社会が台湾のインド太平洋地域及びグローバルな民主主義発展における役割をより理解できるようになった。これに対して心から感謝したいと述べました。
また、台湾は世界の民主主義防衛線の最前線に立ち、第一列島線の重要な戦略的位置にある。「平和のための四大支柱アクションプラン」を積極的に実施するだけでなく、国防改革も継続的に推進していくと強調しました。
頼‧総統は「今月初めに志願兵勤務と戦闘部隊の手当を引き上げることを発表した。政府は国防改革と国防自主も推進し続け、これからは特別予算を優先的に編成して国防予算をGDPの3%以上に達するようにし、台湾の自己防衛能力を継続的に高め、民主主義と自由を守る決意を示していく」と話しています。
頼‧総統はさらに、アメリカの国内法「台湾関係法(TRA)」制定から46周年を迎えるこの時に、アメリカ政府が長年にわたり台湾への武器売却を続け、台湾とアメリカのパートナーシップを強化してきたことに感謝の意を表したい。台湾とアメリカは、軍事分野での交流協力だけでなく、より緊密な経済貿易関係を構築し、互いの経済的強靭性を高め、地域安全保障の重要な柱となることができると信じていると述べました。
アキリーノ氏は挨拶で、「台湾の繁栄する民主主義は地域全体の平和と安定にとって極めて重要であり、台湾が全社会防衛強靭性に積極的に取り組み、抑止力を高めていることに深い印象を受けたとし、さらに、全米アジア研究所と共に台湾を引き続き支援し、台湾とアメリカの緊密な関係を維持して、地域の平和と安定を確保していくと強調しました。
(編集:許芳瑋/岩口敬子/本村大資)