頼清徳・総統は28日午後、日本の与党・自民党の衆議院議員で、前経済安全保障担当大臣の高市早苗氏率いる訪問団一行の表敬訪問を受けました。
頼・総統は挨拶の中で、「台湾と日本が半導体、エネルギー、AI技術などの分野で引き続き緊密に協力し、『ノンレッドサプライチェーン(非赤供給網)』の構築に共に取り組むことで、台湾と日本の経済強靭性と産業競争力が向上することを期待する」と述べました。
また、国際社会において、台湾海峡の平和と安定の重要性を繰り返し強調してきた日本政府に感謝の意を表した上で、「安倍晋三元首相が『台湾有事は日本有事である』と述べ、台湾への支持と友情を示してくれたことを今も深く心に刻んでいる」と語りました。
一方、高市氏は、「日本の貿易量の多くは海上輸送によるもので、周辺地域で有事が発生し海上航路が脅かされれば、日本の今後に関わる重大な問題になる」と指摘。また、「台湾も日本と同様に、有事が発生した場合には食料やエネルギーの安全保障、さらにはサプライチェーンの脅威といった問題に直面することになるだろう」と述べ、「台湾と日本は優先してサプライチェーンの強靭性を維持・強化する必要がある」と強調しました。
さらに高市氏は、「国防分野での協力も極めて重要だ」と述べ、「台湾、アメリカ、日本、フィリピン、オーストラリア、さらにはヨーロッパなど、志を同じくする国々と連携できれば、より強固なネットワークを構築し、互いの安全保障を共に守ることができるだろう」と語りました。
(編集:豊田楓蓮/呂学臨/本村大資)