台湾の在来線、台湾鉄道には、新旧様々な車両があり、ドアの位置や形も異なる為、新交通システム・MRTや台湾の新幹線、台湾高速鉄道のように統一されたホームドアを設置することができず、乗客の転落事故がしばしば発生しています。この問題に対応するため、台湾鉄路公司は、南部・高雄駅に新たに完成した二番ホームに、新型の昇降式ホーム柵1基を試験的に設置しました。
この新型ホーム柵の長さは20メートルで、台湾鉄道の都市間を結ぶ長距離列車、通勤列車、観光列車、更にはディーゼル機関車といった各車種に対応できる設計となっています。列車の速度が検知可能で、列車の停車を確認してからはじめてドア柵が上昇するほか、レーザー光を使ったセンサにより、人が一定距離まで近づいた場合には警告音が鳴り注意を促す、ということです。
台湾鉄道では今後、約1億5000万台湾元(日本円約6億6190万円)を投じ、年内までに片側ホーム全体に昇降式ホーム柵を300メートルまで延伸予定で、各種テストを行った後、来年3月から正式に運用を開始するということです。
(編集:駒田英/豊田楓蓮)