台湾中部・苗栗県の白沙屯拱天宮の媽祖巡礼、今年は5月1日夜に神輿が出発し、10日間にわたる徒歩巡礼が始まる予定だ。台湾最大級の宗教イベントの一つであるこの祈願巡礼に合わせて、多くの企業が媽祖ブームに乗じた商品を展開している。
台湾の在来線、台湾鉄道を運営する台湾鉄路公司(国営台湾鉄路株式会社)は、拱天宮とコラボした限定弁当を発売。肉入りとベジタリアンの2種類が用意されているほか、「媽祖のピンクスーパーカー」と呼ばれる神輿をモチーフにしたピンク色のお守り、トートバッグ、食器、弁当箱などもセットとして販売され、初日の午前中から多くの市民が買い求める姿が見られた。中には、台北在住の友人に頼まれて買いに来た人がいる。
また、台湾中部の台中では漢方薬業者が媽祖をテーマにした炭酸飲料を発表。何首烏(カシュウ)や枸杞(クコ)などの生薬を取り入れた限定商品で、媽祖信仰にあやかった健康志向の飲み物として注目されている。多くの業者が関連商品を通じて、媽祖の宗教行事と商業の融合を図っている。
(編集:呂学臨/本村大資)