13日に開幕した2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」に出展している台湾パビリオン「Tech World館」が22日に正式に開館しました。台湾は博覧会国際事務局(BIE)の会員ではないため、「台湾」の名義で出展することができず、「玉山数位科技株式会社(Tamayama Digital Tech Co., LTD、タマヤマデジタルテック株式会社)」の企業名義で出展しています。
「玉山数位科技株式会社」の会長を兼務する台湾の経済部(日本の経産省に相当)の外郭団体である中華民国対外貿易発展協会(TAITRA、日本での名称は台湾貿易センター)の黄志芳・董事長は、万博は夢を実現し、コミュニケーションと交流を行う大きな舞台だ。「Tech World館」が強調している「共好(共栄)」の理念は世界に美しい景観、人文風景を共有し、科学技術の分野でパートナーとの協力を強化することだと説明しました。
「Tech World館」は「生命」、「自然」、「未来」などの劇場に分かれており、台湾のハイテクや文化の実力を活かして、六感を揺さぶる没入型体験を提供しています。
22日の開館式にはシンガポール、インドネシア、アメリカ、フランス、スペイン、オーストラリア、ドイツ、エスワティニ、ペルー、セネガル、ラトビア、モナコなどの12カ国のパビリオンの代表、およびシグネチャープロジェクト(いのちの輝きプロジェクト)の展示パビリオンである「シグネチャーパビリオン」の代表らが出席しました。「シグネチャーパビリオン」は、万博会場の中心に位置し、各界で活躍する8人のプロデューサーがテーマごとにそれぞれ展開する「シグネチャープロジェクト」の起点となる展示パビリオンです。
黄・董事長はあいさつの中で、「Tech World館」は今回の万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に合わせて「連結世界 共創未來美好生活(世界とリンクし、共に将来の素晴らしい生活を作ろう)」を主軸とし、三大劇場を通じて人と人との共栄、人と大自然との共栄、社会と社会との共栄を紹介している。全世界の共栄を実現してこそ、人類の未来の生活がよりよくなるのだと強調しました。
黄・董事長はまた、万博は人類が将来直面するであろうという課題のために多くの解決策を出しており、夢を実現し、コミュニケーションと交流を行う大きな舞台だと紹介、具体的な例として、世界がみな同じ屋根の下にあり、地球上のすべての民族や社会はいずれもより多くの意思疎通と交流が必要であることを強調する、会場のシンボルとなる建築物「大屋根リング」を挙げました。
黄・董事長は、「Tech World館」が打ち出した「共栄」の理念はこのような精神を伝えたい。「Tech World館」は世界各国と共に、美しい未来を追求している。ここの美しい景観や人文風景を世界に共有したい。ここの科学技術もパートナーと協力していきたい。これこそ、「Tech World館」の核心的な価値「共好(共栄)」なのだと説明しました。
「大阪・関西万博」が13日に開幕して以降、「Tech World館」は大きな反響を得ました。涙が出るほど感動した来館者もいたということです。
(編集:王淑卿)